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俵屋宗達「白象」高蒔絵の香合 花梨瘤 70mm はまぐり型 1タッチ式 極上

俵屋宗達「白象」高蒔絵の香合 花梨瘤 70mm はまぐり型 1タッチ式 極上

通常価格 138,000 円
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【花梨瘤 香合 × 高蒔絵「白象」】

 

本作は、佛杢の厳選した花梨瘤(かりんこぶ)を素地とし、京都を代表する蒔絵師・下出祐太郎氏の手による高蒔絵を施した、特別仕様の香合です。

 

花梨瘤の魅力

花梨は東南アジア原産の銘木で、堅牢で緻密な木質と深い赤褐色が特徴です。その中でも「瘤(こぶ)」は極めて稀少で、複雑に入り組んだ玉杢や波杢が自然の造形美を生み出します。紅と淡い黄白のコントラストが現れる「紅白杢」や、瘤ならではの渦巻き模様は、古来より工芸材として珍重され、茶道具や唐木細工に用いられてきました。本作の素地にも、その唯一無二の瘤杢が惜しみなく用いられています。

 

蒔絵師・下出祐太郎氏の高蒔絵

蓋表には、日本絵画史の巨匠・俵屋宗達の白象を題材とした高蒔絵が施されています。白象は仏教において吉祥の象徴であり、特に釈迦降誕の瑞兆として伝えられてきました。下出氏はその宗達の表現を踏まえつつ、現代蒔絵の高度な技法によって象を力強く、かつ優美に描き出しています。立体的な蒔絵は、光の角度によって表情を変え、香合全体に荘厳さを添えています。

 

工芸としての価値

底面には「祐」の銘が金文字で記されており、作者の確かな手仕事を証します。花梨瘤の稀少材と、伝統蒔絵の粋が融合した本作は、香を納める器としてのみならず、床の間や飾り棚を彩る美術工芸品としても存在感を放ちます。

自然素材と人間の高度な技術が交錯して生まれた、まさに一点物の芸術品。茶席での用いや鑑賞用として、長く大切にしていただける逸品です。

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